ついにiPhoneを購入。

購入決定から約2週間経って購入しました。
とりあえず一通りの機能とAppleStoreを覗いた感じでは、従来の高性能化した携帯に比べて、スマートフォンとしての本来の性能を引き出せている感じはしなかった。アプリ総数がどれだけ増えようと、従来のアプリの焼き直しが大半を占め、その中には10年前には存在したであろうものがゴロゴロとしていたのだ。
確かに携帯に辞書や音楽プレーヤー、ゲーム、メモ、スケジュール帳などのさまざまな機能があれば便利ではあるが、それぞれが独立してその役割を果たしていたものを一つの機械に纏めただけであり、新鮮さはほとんど存在しない。

しかし、人々の好奇心によって肥大化する市場と期待は普及効果をもたらし、ポケベルが現在の携帯電話に変わったように、携帯バブルが終わった今、万人がスマートフォンへの移行を終えるのもそう遠くないはずだ。好奇心と期待と多くの参入者、そして低い開発コスト。この情景は雑多な屑の中に新しい風が吹いていたファミコンやパソコンの登場を彷彿させる。そう、確実に今後10年の台風の目になるはずだ。

さて、今後のスマートフォンの方向性だが、多様性と、インターネットの発展と、核家族化によって疎になってきた地域のコミュニケーションの手段として根付くような使用方法をされて欲しい。今後の開発においても、これを支援できるように努力したい。